平成27年度PT学科研修会が開催されました

広報局

9月6日、平成27年度PT学科研修会が行われました。今回は研修会に参加された卒業生のコメントをご紹介させていただきます。

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『効果に差が出る!運動器障害の評価と治療~姿勢から全身のつながりを捉える』
のセミナーに参加して

医療法人麻生整形外科病院 リハビリテーション科
理学療法士 齊藤 雄大(16期生)

今回犬尾先生、高塚先生のセミナーでは姿勢、動作から考えられる評価方法や、即時効果として結果を出せる治療手技に関する内容が中心に行われていました。
上肢、下肢、体幹と様々な部位の姿勢、動作の要となる筋に対して直接的、間接的にアプローチし、実際に体験したことで私達自身、理解を深めることができました。また、客観的な指標のみならず患者様自身に即時効果を体験してもらう主観的指標も大切であり、これによりモチベーションやパフォーマンスが向上され、その結果として、その人の活動や参加である生活が変わり満足度の向上に繋がることを学びました。
そして、大切なことは即時効果を出せる治療に至るまでの評価の考え方であり、構造、機能のみならず、患者様の生活リズムや趣味、メンタルなど、生活背景を把握した中で評価することで初めて治療により即時効果を出すことが出来ます。私自身、構造、機能面に目が行きがちになっていた分、「人」を見るということの大切さを改めて感じ、セラピストとして一番大事な事を再認識できたことが大きく勉強になりました。
最後に、講師をして頂いた犬尾先生、高塚先生を始め、企画運営に携わった同窓会の皆様に御礼申し上げます。

 

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